静岡市の北部に、入り口の狭いトンネルが2本あります。
ひとつは「谷津隧道」 もうひとつは「上坂隧道」 どちらも長さが違うだけで狭さは同じです。 地元住民には欠かせない重要な抜け道として使われる現役隧道です。 |
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生まれも育ちもこの近所。 自転車や徒歩でも通ったことがあります。 ウン十年前には高さ制限のゲートも照明もありませんでした。 |
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表向きは一般車両通行禁止です。しかし、先ほど述べたように、この隧道があるからこそ、周辺の交通は分散され渋滞が緩和されているのも事実のため、ここを通ったからといって取り締まりに遭うこともありません。 ちなみにこの脇には警察官舎があります。 |
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谷津隧道 長さはおよそ800mと思いますが、実測したわけではないので不明です。 子供のころは「800トンネル」と呼んでいました。 人によっては「ヤツトン」とか 「バケトン」(お化けトンネル)と呼びます。 そしてこれが車の進入を困難にするブロック。普通車はドアミラーを畳まないと通れません。 狭さの比較として、よく石博峠が引き合いに出されます。 |
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はるかかなたに出口の明かりが見えま
す。 |
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1歩入って撮影。 照明があるおかげで怖さは感じませんが、昔は照明がなくて真っ暗。出口の明かりしか見えませんでした。 こちらは長いので途中に何箇所か離合可能箇所がありますが、それでも普通車同士ギリギリです。 その部分だけ素掘りになっています。 |
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こちらは上坂隧道。長さはおよそ100mほど。 先ほどの谷津隧道より若干道幅は狭い。 同じくブロックで阻止。 ブロックの間隔は轍で大体の広さを想像してください。 |
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待避所がないため内部での離合はほぼ不
可能。 ここにはローカルルールがあり、まず赤の矢印のように道路の右端で一旦停止。 左側に止まらないのは対向車の有無がわからないため。 対向車がいないことが確認されたら進入可能。 対向車がいた場合はどちらかがパッシングして片方を先に行かせる。 これを知らないビジターは構わず進入するのでトンネル内でバッティング。 前進でもいやな狭い部分をバックで出るハメに・・・。 |
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通常は超減速しないと通れませんが、バイクならではの ノンストップ進入を動画で体験してください。 上坂隧道南側坑口から進入 連続して谷津隧道へ。 途中対向車が来たため停止。 編集してあります。 |