HIDヘッドライト 2009. 6.11

コマロのライトは、ハッキリ言って暗い!
一応マツシマ製のハロゲンバルブを使えば少しは改善されるが、やや高価である。

しかし、奈良のコマロ仲間「鹿男」さんの情報によると、原付用のHIDがヤフオクに
出ているとのこと。たちまちHID人口が増加し、さっそく自分も時代の波に乗ることにした。

例によって、面倒なことの嫌いな人間がやる作業なので、反面教師的に見ていただけると助かります。
ヤフオクにて2500円。

6000Kの色温度。

たいがい2500円〜3000円で落札されている模様です。

これが中身
説明書が入っていると喜んだものの、まったく使い物にならない説明。

何の役にも立ちません。
電源・リレーなどの配線キット
その端子の拡大。純正ヘッドライトの3Pコネクタを外して、コネクタ側の黄色とキットの白を、コネクタ側の白とキットの青を接続。

これに関し、神奈川の「40オヤジ」さんが、とてもわかりやすい配線図をBBSにアップしてくださったので、とても参考になりました。

この場を借りてお礼申し上げます。
赤はバッテリーの+に、黒は−に接続。

画像上のほうにある四角いものはヒューズです。
では、ここからは作業です。

まずヘッドライトを外します。
純正電球を外す
これではHIDの配線ができないので・・・
不本意ながらゴムを切り、コードを通しやすく。
そのあとにビニールテープにて、ささやかながら防水処理。
次にバッテリーですが、まずシートを外して

右側のタンク下(キースイッチの裏)からバッテリーのほうへコードを通します。
このような感じでプラスとマイナスを接続します。
そして、ヘッドライトケースにコネクタ類を引き込みます。
今回は、エーモン製の電源取り出しコネクタを利用します。
ホムセンで252円。
これは、純正3Pコネクタと、Hi/Lo切り替えユニットとを接続するために使います。

別に使わなくてもいいのですが、これで接続したほうが楽かもしれません。あくまでも私見ですが・・・。
このようにヘッドライト内の3Pコネクタの黄色線と白線に分岐タップを付けます。
拡大写真。
配線キットのLo/Hi切り替えコードを接続
さて、今回のメイン、コントロールボックスをどこにつけるか、ということですが、タンクを外す気力もなければスキルもないので、あちこち探したところ、おお!!ここいいかもしんない!
このように取り付け。
ここまでで、とりあえず一通り配線は終了。

ではさっそく試してみます。。。
ピカー!

大成功!
あとは、配線を整理したり、各部ネジ類の増し締めをして終了。
できました!
ここまで写真撮りながらの作業で約3時間。

一番大変だった作業はヘッドライトを元に戻すことでした。

では点灯の瞬間を動画でご覧ください。



2010.11.7追記




取り付けから1年が経過しました。

中華HIDはアタリハズレがあるようですが、幸いにもHiに切り替わらなくなっただけで、なにも不具合はありません。

この切り替わらない現象は、配線の接触不良の可能性もありますので、もしかすると大当たりのHIDだったかもしれません。



当時はHIDの色温度は6000か8000しかないと思っていたのですが、3000Kというのがあると言う事を最近知りました。

しかし国内のオクなどではGZに適合する(要するに変換リングつき)がほとんどありません。

あっても高価なものです。

で、タオさんで探してみると、ありました!バラストなしのバーナーのみで55元(約770円)

今回はLoはHIDでHiはハロゲンにしました。これならいつHIDが壊れても応急的にハロゲンで照射できるので安心です。

goods-8さんの代行手数料や送料、振り込み手数料などすべて合わせて3000円でした。

ヤフオクでフルセット5000円+送料を考えると、お買い得かと思います。




こんな感じです。
撮影時のカメラのホワイトバランスは「晴天」です。