【合同探索】 with ココラノ通信様
 上坂隧道・谷津隧道 2013.12.1

今回は「ココラノ通信」様の管理人さんcocoraさんとの合同探索です。
物件は、我が家のすぐ近くにある上坂隧道と谷津隧道です。

待ち合わせは道の駅宇津ノ谷。

時間より早く着きすぎたのでコーヒーを買い、バイクの近くでボーっと待っていました。
すると、それらしき地名のナンバーの車がバイクの横に停車。

あれ?この人かな?えらいオッサンが降りてきてタバコをプカプカ・・・。
なんかイメージと違うな?ちょっと様子を見て待ってみるか・・・

と再び待っていると背後から(背後は山の斜面です)

ガサ、ガサガサガサ、ドドドドドド、ドン!

酷道を愛するものは、この音が土砂崩れの前兆だと認識しているので
非常に焦りましたが、cocoraさん、そこから登場っすか!?
ということで、想定外の初めましてのご対面です。

挨拶もそこそこ、午後から仕事があり戻らねばならないとのこと、急いで
現場へ向かうのでした。
途中に旧桜峠トンネルがあります。
でもこの通り立入禁止。隙間が開いています。
だまって入るのはマズイので、許可をとろうと誰かいないか入りました。
anybody?? 誰もいないようです。じゃあおとなしく帰りましょう。
おや?照明は点いてますよ?節電したほうがよろしいのでは?
で、目的の物件へ。
最初は短いほうの上坂隧道北側へ。
やはり第一声は「うお!狭い!なんだこれ!?」
ということで、幅員を測定。約1.9m。私も測ったことないので感動。
こんなチェーンがあったのね。使用目的は不明。
南側に来ましたが、あらあら、初めて見ました。
こんなものがあったとは。。。
昔は無かった高さ制限のバー。
誰かが思いっきりぶつけたようで傾いてます。
さてさて、私も知りませんでしたが、南側の東斜面に何やら小屋がありました。
その先には水道管がありました。
水道用トンネルがありましたが残念ながら鉄板で塞がれています。
私も近くに行きたかったのですが、バイクウェアで身を包んでいたため
金網の隙間からは入れませんでしたので、cocoraさん単独調査。
さてさて、場所は戻って、上坂隧道北側から
谷津隧道の南側へ歩いていきます。
長い上り坂を上がると見えてきます。
途中にタヌキ(?)の死体があり超ビビリ(^^;;
同じように測定、幅員は同じです。
今度は反対側が遥か彼方に見えてます。
これ一人だったら絶対面倒で「や〜めた」となっていたことでしょう。
途中は何箇所か素掘りになっています。
一応待避所です。
何かプレートが入っていたような跡。
それとも入れる予定だったか??
地下水が染み出しています。
それをcocoraさん写真に収めていたので、私も撮ってみました。
もうすぐ反対側です。
やはり同じようにブロックがありますが・・・
4箇所あるうち、ここだけは違う構造になっています。
それは、ブロックが「置いてあるだけ」であること。
他の3つは地面やトンネル自体と一体となっていますが
ここだけは可動式のようです。
幅員はここだけ2.3m。
もしかすると、最初は1.9mだったけど車がぶつかっていくうちに
徐々に移動したのではないか、と推測。

試しに二人で蹴飛ばしてみました。

動くわけないよね〜
どうしても途中の離合を見てみたい、とずいぶん長いこと
ねばっていましたが、結局交通量が少なく見られませんでした。
私の単独レポ中に、バイク動画がありますが、そこには収録されています。

そして南側へ帰還。高さ制限のバーを測定。
その近くにある運搬用ケーブルの高さを測定。
こうして、静岡県企業局としては通行禁止
静岡市としては通る時は気をつけてな、という
やや矛盾した生活道路の探索も、時間の関係で終了です。
自分も小学生の頃は自転車や徒歩で遊んだこの場所ですが
じっくりと見ることはしていませんでした。
ここに限らず、1回の探索でなるべく多くの物件を見ようと
超浅く広くの探索ですので、今回改めて発見することが多かったです。
これも合同探索の醍醐味ではないでしょうか?
cocoraさんわざわざお越しくださいましてありがとうございました。