今回は「ココラノ通信」様の管理人さんcocoraさんとの合同探索です。 物件は、我が家のすぐ近くにある上坂隧道と谷津隧道です。 待ち合わせは道の駅宇津ノ谷。 時間より早く着きすぎたのでコーヒーを買い、バイクの近くでボーっと待っていました。 すると、それらしき地名のナンバーの車がバイクの横に停車。 あれ?この人かな?えらいオッサンが降りてきてタバコをプカプカ・・・。 なんかイメージと違うな?ちょっと様子を見て待ってみるか・・・ と再び待っていると背後から(背後は山の斜面です) ガサ、ガサガサガサ、ドドドドドド、ドン! 酷道を愛するものは、この音が土砂崩れの前兆だと認識しているので 非常に焦りましたが、cocoraさん、そこから登場っすか!? ということで、想定外の初めましてのご対面です。 挨拶もそこそこ、午後から仕事があり戻らねばならないとのこと、急いで 現場へ向かうのでした。 |
途中に旧桜峠トンネルがあります。 でもこの通り立入禁止。隙間が開いています。 だまって入るのはマズイので、許可をとろうと誰かいないか入りました。 |
anybody?? 誰もいないようです。じゃあおとなしく帰りましょう。 おや?照明は点いてますよ?節電したほうがよろしいのでは? |
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で、目的の物件へ。 最初は短いほうの上坂隧道北側へ。 やはり第一声は「うお!狭い!なんだこれ!?」 ということで、幅員を測定。約1.9m。私も測ったことないので感動。 |
こんなチェーンがあったのね。使用目的は不明。 |
南側に来ましたが、あらあら、初めて見ました。 こんなものがあったとは。。。 |
昔は無かった高さ制限のバー。 誰かが思いっきりぶつけたようで傾いてます。 |
さてさて、私も知りませんでしたが、南側の東斜面に何やら小屋がありました。 |
その先には水道管がありました。 水道用トンネルがありましたが残念ながら鉄板で塞がれています。 私も近くに行きたかったのですが、バイクウェアで身を包んでいたため 金網の隙間からは入れませんでしたので、cocoraさん単独調査。 |
さてさて、場所は戻って、上坂隧道北側から 谷津隧道の南側へ歩いていきます。 |
長い上り坂を上がると見えてきます。 途中にタヌキ(?)の死体があり超ビビリ(^^;; |
同じように測定、幅員は同じです。 |
今度は反対側が遥か彼方に見えてます。 これ一人だったら絶対面倒で「や〜めた」となっていたことでしょう。 |
途中は何箇所か素掘りになっています。 一応待避所です。 |
何かプレートが入っていたような跡。 それとも入れる予定だったか?? |
地下水が染み出しています。 |
それをcocoraさん写真に収めていたので、私も撮ってみました。 |
もうすぐ反対側です。 やはり同じようにブロックがありますが・・・ 4箇所あるうち、ここだけは違う構造になっています。 |
それは、ブロックが「置いてあるだけ」であること。 他の3つは地面やトンネル自体と一体となっていますが ここだけは可動式のようです。 |
幅員はここだけ2.3m。 もしかすると、最初は1.9mだったけど車がぶつかっていくうちに 徐々に移動したのではないか、と推測。 試しに二人で蹴飛ばしてみました。 動くわけないよね〜 |
どうしても途中の離合を見てみたい、とずいぶん長いこと ねばっていましたが、結局交通量が少なく見られませんでした。 私の単独レポ中に、バイク動画がありますが、そこには収録されています。 そして南側へ帰還。高さ制限のバーを測定。 |
その近くにある運搬用ケーブルの高さを測定。 |
こうして、静岡県企業局としては通行禁止 静岡市としては通る時は気をつけてな、という やや矛盾した生活道路の探索も、時間の関係で終了です。 |
自分も小学生の頃は自転車や徒歩で遊んだこの場所ですが じっくりと見ることはしていませんでした。 ここに限らず、1回の探索でなるべく多くの物件を見ようと 超浅く広くの探索ですので、今回改めて発見することが多かったです。 これも合同探索の醍醐味ではないでしょうか? cocoraさんわざわざお越しくださいましてありがとうございました。 |